2014年5月8日木曜日

はじめてのMendley(18)ReadcubeとMendeleyの組み合わせ

2013年10月10日の記事「 気になるReadCube文献管理ツール - Recommendation機能は効果的か?は,「ReadCubeに登録している文献情報から関連のありそうな文献を推測しておススメしてくれる」というRecommendation機能について紹介している当ブログの人気記事です。

今回はちょっと視点を変えて,ReadcubeとMendeleyとを組み合わせた使い方をご紹介しましょう。

ReadCubeで論文を検索すると,中央に文献リスト,右側に各文献の書誌事項や抄録が出てきますね。
ここで便利なのは,PDFファイルのダウンロードボタンがついていて,無料の電子ジャーナルだけでなく大学で契約している電子ジャーナルもクリック1つでダウンロードできるということです。



(2016.2.29追記:職員KYのReadCubeは,いつからか下の画像のように”DOWNLOAD FROM WEB"というボタンに変わっていますが,機能は同じようです。

ReadCubeサポートページの記事”ReadCube Desktop Article Download Tips”もご参考ください)

PDFをダウンロードする前には,ダウンロード先のフォルダをMendeleyのファイルを保存しておく場所に指定しておきましょう。
左下の歯車の絵をクリックすると開くpreferences画面で設定できます。



PDFをダウンロードしMendeleyを開くと,その文献の情報が追加され,PDFファイルの名前もリネームされます。文献情報とPDFを同時にMendeleyに登録するという点において,MendeleyのWebインポーター機能より手間が少ないのではないでしょうか。

ReadCubeではPubMedが検索できるというのも,蔵本地区の皆さんにはアピールポイントですね。

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関連記事(1):はじめてのMendeley(14)Webインポーターを使ってみよう!
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